2011年3月5日土曜日

◆三陸早春の風物詩◆

 ㊤全国240万人のモビリアキャンパーの皆様こんにちは、ひな祭りを過ぎたとは言え、春まだ遠い東北地方ですが、真冬でも比較的温暖な三陸沿岸では一足早い早春の風物詩【ふのり】【まつも】【ひじき】【岩のり】 海藻類の開口(意味: 山・磯などの共有地の利用の禁を解くこと。また、その日)が本日ありました!!、早春の三陸海岸は凪の日が多くなく、地元民でも開口日が明日になるか、いつになるかとても待ち遠しいのです!老若男女問わず漁業権を所有している各家々では一家総出で浜に繰り出します。もしも学校があった場合、小中高生は理由をいえば公休扱いにしてもらえるのはこの辺ならではです 。
㊥ 荒海の岩場から一つ一つ手で摘み取ります、手間も掛るし危険も伴います、一部の方々はライフジャケットを着用しながらの作業です!一般の家庭では絶対量が少ない為、漁協さんへの出荷迄には至らず親戚縁者に配る程度にしか収穫できません!それでも、全てが天然物ですので貴重で漁協さんに出荷すれば、㌔当たり¥3,000~¥7,000の高値で引き取って頂けますので、小遣い稼ぎには十分なんです。
特に、三陸マツモはブランド品で天然物は少ないので、市場に出回ることはほとんどなく、日本料亭などへ直行です!

㊦今日は土曜日につき、私、管理人の小学校の子供たちも、浜デビューさせました、「働かざる者、食うべからず!」&「食べる事のありがたさ!」を勉強し実践した次第です(笑)!
帰りしな、愚息が「フノリ採ったどぉぉぉぉおおお!」と海に向かって叫んでおりました(爆)

因みに、海産物の多くは漁業権が係っておりますので一般の方が採取すると「密漁」となり、お巡りさんのお世話になりますので十分ご注意ください!

そして、確実に春は近づいてきております!GWの準備はどうぞお早目に~

1 件のコメント:

  1.  今年の「マツモ」の浜値(漁獲者から漁協さんへ渡る取引金額)が出されました!なんと¥10万越/10k 
    ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!! (詳しくは障りが有るので書けません)! おおよそ末端小売は2倍くらいににはなると思われます、恐るべし三陸天然マツモ! 乾燥した安価なマツモは、物産館などで販売してますが、おそらく養殖物か南方物なのでしょう。何が違うかと言うと、三陸天然物は「香り」「歯ごたえ」「色」が明らかに異なりますので、高級料亭直行も頷けます。

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